独学で学ぶことに限界を感じてスクールに通うことを決意。自分に合う講座選択と、卒業後の人生設計まで導いてくれたことが今の自分に繋がっている

noa Webデザイナープロフェッショナルコース卒
芦田 実津穂 さん / 現Webデザイナー

Webデザイナーになる前はパソコンも使えないド素人だった

デザイナーの前は受付事務をしていましたが、パソコンは全然使えませんでした。例えば、姉のノートパソコンを借りたとき、いつも電源ボタンを押して強制終了させて姉に怒られたり、ダウンロードとインストールの違いさえもわからないといったほどでした。

Webデザイナーを目指そうと思ったキッカケは「自分の絵で喜んでくれたこと」

職場でお世話になった先輩の退職時に先輩へ色紙をプレゼントすることになったので、似顔絵を描いて贈ったらすごい喜んでくれて、「あっなんか自分が作ったものでこんなに喜んでもらえるのっていいな」と思い、これが仕事だったらすごい楽しいんだろうなと思ったのがキッカケでした。それから、Photoshopの使い方をインターネットで調べたり本で読んだりするようになりました。

独学での限界から、学校に通うことを決意

なかなか独学だと吸収が遅かったので、スクールに通うことにしました。たくさんのスクールにカウンセリングを受けに行ったのですが、その学校のカリキュラムやコースのことばかりで、すごい営業をされているだけで終わった印象でした。でも、noaはカリキュラムの話の前にまず「じゃあ芦田さんどうなりたいの?」「何に興味があるの?」「どういう働き方したい?」「何歳までにどうなってたい?」という私自身のライフプランや人生設計までちゃんと汲み取って考えてくれたのが大きな違いでした。「あ、なんかこのスクールはちょっと違うな」と思いました。

カウンセリングで、より自分のやりたいことが具体的に

芦田さんとカウンセラーが話す姿

自分の話をこんなにするとは思ってなかったのですが、次第に「自分はやっぱりこういうこと興味あったんだよな」というのを気付かせてもらいました。すべて聴いてくれた上で、「じゃあこういうコースがあるよ」と勧めてくれたのがすごく良く、「ここに通いたい!」って思うようになりました。

グラフィック業界で勤めるためにPhotoshopとIllustratorを受講

PhotoshopとIllustratorをマスターしたらグラフィック業界で働けると思い、これらの基礎授業を受講しました。すべて受講した後に、自分はもうこれでグラフィック業界に入れるぞと思って求人サイトを見始めたのですが、グラフィック業界はどこも実務経験3〜5年以上が条件で、「あれ、勉強し終わったのに働けるところがない?」ってなったんです。そこで、スタッフさんに相談したら、Web業界はまだグラフィック業界より入りやすいよとアドバイスいただき、Webのコースを選択するようになりました。

「お金」に迷いはなかったのか?

PhotoshopやIllustratorは講座の中でも安く、金銭的にもそんなにハードルが高くなかったです。ただ、それだけでは自分がしたい仕事には就けないため、Webのコースを申し込もうと思いましたが、高額なので悩みました。ただ、これを仕事にできたら絶対にすぐ元が取れると思いました。それに、「自分の好きな仕事ができるなら」という想いと、「お金をかけたからには頑張らないと」という、いい意味でのプレッシャーが頑張れた要因となりました。そう思ったら、もう迷いはなかったです。

独学より、対面で教えてもらうことの効果

芦田さんが講師から授業を受ける風景

通う前は全部独学でと思い、本を買って見ながら学んでましたが、自分がやりたいことは書いてないんです。やり方はわかるけど、そうじゃなくて…っていうのがたくさんあり、これは絶対人に直接聞く方が早いんだろうなと思い、実際授業を受けてみたら独学でやってた時期と比べものにならないくらい吸収速度が早かったです。それだけじゃなく、先生に質問すると、質問したことに加えてプラスアルファのことも教えてもらえる。「現場ではこういう機能を使うと早く仕上がるよ」とか教えてもらえるので、なぜもっと早く学校に行かなかったんだろうと後悔しました。

現場で役立つ授業内容

PhotoshopとIllustratorや、HTMLなどのコーディングスキルを身につけたことで、これでデザイナーとしてやっていけると思ったんですが、グループワークで資料作成をする授業があった際、Excel/Wordが全く使えなかったんです。そのことをスタッフさんに相談したら、 現場ではExcel/Wordは使えるようにしておいたほうがいいと勧めてくれました。デザインスキルを身につけたから終わりではなく、「それだと現場に入ってからが困るよ」とズバッと言ってくれるのがすごいありがたかったです。実際にあのまま転職していたら、本当に困っていたと思います。

現場経験のある講師からの転職に対するアドバイス

講師の方が実際にWeb制作会社で働いていた経験のある方だったので、履歴書はこういう風に書いた方がいいとかの指導や、スタッフさんも赤ペンでここまで一字一句チェックしてくれるのか!というくらい添削してくれました。日本語の使い方がおかしいとかじゃなく、自分の気持ちが乗ってなかったらそこに対しても指摘してもらえる。それは、普段からずっと私のことを見てくれていたからできたことなんだなと思います。「芦田さんのいいところって、本当にそんなことなの?」と言ってくれるんです。自分ではそんなことは絶対に気付けないし、言われて初めて気付く。これは強みと言っていいんだなと教えてもらい、それが就活ですごく助かりました。

noaに入ってなかったら…?

ものづくりや絵を描いたりするのは好きなので、インスタグラムやfacebookにアップしたり、趣味ではやっていたと思います。でもそこで終わっていたと思います。

今後の目標

今はデザイナーという肩書きで働いてますが、イラストやロゴを作ってパッケージデザインにできるような仕事にも興味があります。また、芦田さんだからお願いしたいって言われるのが最終目標です。こういう絵のタッチやキャラクターは、芦田さんなら作ってくれそう!とか、あなたにお願いしたいと言われるのが一番幸せなんだろうと思います。そうなれるのが、今の目標です。

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